行定勲監督との約20年ぶりのタッグとなる映画『リボルバー・リリー』にて、悲しきダークヒロイン役に本格アクションで挑む綾瀬さん。アクションを「動物のように演じられるところが魅力」と語るインタビューは、自身のライフワークとなっているアクション作品への向き合い方、そして長きにわたり第一線で活躍しつづける役者としての心構えにも触れる内容となりました。一部抜粋してご紹介します。
演じる上で、アクションがやっぱりいいなって思うのは――頭だけで考えて演じるより、全身を使って表現することで、役と一体化できる気がするんです。全身で役に向き合うことで吹っ切れるというか、頭の中でキレイに演じようとかいろいろ考えているところから突破できるんですよね。
汗だくで血みどろになって、本当に心から湧き上がってくるもので動物のように演じられるから、役の獲得が早いような気がします。最初にアクションシーンをやったほうが、この役はこういう人なんだってわかることも多いですね
(アクションは)ちょっと部活っぽいですよね(笑)。汗だらだらになって息を切らしながら、「タイミング合わないからもう一回やろう」とか、「ここちょっと危ないから、もう2秒早くやって!」とか、そういうふうにすり合わせていく作業が、本当に部活です(笑)。でも、面白いですね。(略)アクションによって、鎧が取れるみたいな感覚があるんですよね。頭でとらえているちっちゃな世界から飛び出せるから、そういう意味で好きです
その他インタビューでは、本作への想いや共演者とともに向き合った制作の過程についてもお聞きしています。撮り下ろしフォトは、凛々しいダークヒロインを思わせる美しさをページに閉じ込めました! ぜひ発売中のCUT8月号、お手にとってご覧ください!(田中春香)
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