8月19日発売のCUT9月号で、菅田将暉さんへのインタビューを敢行しました!
昨年放送されたドラマに続き、9月15日にはいよいよ映画が公開される『ミステリと言う勿れ』。映画化決定のニュースを聞いたときから、その公開を心待ちにしていた方も多いと思います。
探偵でも刑事でもなんでもない、ただの大学生・久能整を、俳優・菅田将暉はどう演じたのか――以下、インタビューを一部抜粋してご紹介します。
「ドラマのときから続編はやるつもりだったから、(整くんの存在は)フォルダとして残してた感じ」という菅田さん。そのため、映画の撮影が始まったときも、すんなり整くんに戻ることができたといいます。今回の映画で描かれる通称「広島編」は、原作でも好きなエピソードだったんですよ。ドラマではやらなかったけど、原作で言うと『episode4』にあたる話で。(中略)ドラマではその話をやらずに演じていたので、ずっと宙ぶらりんな気持ちではあったんです。だから今回、この話をやれたことでちょっとすっきりしました
そして、そんな整くんを演じるうえでは、意識して「何者でもない久能整」でいようとしたそう。
『ミステリと言う勿れ』って、世の中の仕組みとか法律とか教育とか、いろんなことに対する田村(由美)先生の意見が、整くんを通してやんわり描かれているじゃないですか。そういうセリフも、マンガだと自分の脳内の読み方で受け取れるから大丈夫なんだけど、僕が生身でそのセリフを言った場合、言い方によっては――たとえば女性を救うように言っている言葉が男性蔑視になったり、そもそも男女で分けている思考自体がどうなんだ、って思わせちゃうかもな、とか考えちゃって
その他にも、「整くんを演じること」についての考えなど、深掘りしたお話をたっぷり伺っています。インタビュー全文は、ぜひCUT9月号でご確認ください。あざやかなブルーが印象的な、凛としたポートレートもお見逃しなく! CUT9月号は、8月19日(土)発売です。(山下茜)自分が整くんに馴染んできたからこそ、そういう部分は気をつけなきゃいけないと感じるようになりましたね。やっぱり、整くんって力を持っちゃだめなんです。弱い存在だから、未熟だからそういうことを言えるわけで。「突拍子もないけどちょっとその感想や考え方は面白いかも」っていうラインがいいんだけど、ドラマで支持を得てしまったことで、ある意味「整くんの言葉って絶対なんだ」感がちょっと強まってしまったというか
CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。