明日3月19日発売のCUT4月号で、安田顕さんのインタビュー&撮り下ろしポートレートを掲載します!
現在FODで配信中&今月から地上波放送もスタートしたドラマ『今日のさんぽんた』。飼い主でありお散歩係のりえ子と、柴犬・ポン太が繰り広げる“ほのぼのお散歩コメディー”な本作で、ポン太の心の声を演じたのが安田顕さんです。もともと原作ファンだったという安田さん。心がじーんと温まる本作の魅力や、犬という賢く温かな存在について、じっくりと語っていただきました。愛溢れるインタビューから一部を抜粋してお届けします。
──(りえ子役・新谷ゆづみさんは)ポン犬相手に、ほぼひとり芝居ですよね。
──すでに俳優や劇作家の萌芽が表れていたのですね。本当にすごいと思います。りえ子というキャラクターに対しては──ポン太がいてよかったね、と思いました。僕にはポン太のような存在はいなかったので。小学生の頃はひとりで下校していました。友達がいなかったわけではないんですよ? 両親は共働きで鍵っ子だったんです。孤独とも寂しいとも思ってないし、何不自由なく幸せだったのですが、当時、世界名作劇場のアニメシリーズが放送されていたんです。『小公女セーラ』とか、主人公が大抵かわいそうな目に遭っていて。そんな物語の主人公になった気分で、ひとりで俯きながらトボトボと歩く自分が好きでした(笑)。頭の中で妄想をしていましたね
どうでしょう? でも、保育園でも小学校でもひとりで遊ぶのは好きでした。芝居の楽しさは、もしかしたら当時の原体験の延長線上にあるのかもしれないですね
もちろん撮り下ろしポートレートも掲載しています! 冒頭の誌面写真からもおわかりの通り、今回撮り下ろしたのはポン太役・のこちゃん×安田さんのほんわか2ショット。ドラマ全編を通して、ポン太の映像に合わせてアフレコを行っていた安田さんは、この日CUTの取材で初めてのこちゃんとご対面。ご自身にとっても朝早い取材だったにも拘らず「今日、のこちゃん何時までなの?」「朝早いから眠いだろうな……」と撮影が始まる前からのこちゃんを気にかけていた安田さん。そしていざ対面を果たすと──終始孫を見るような優しいまなざしに、のこちゃんもすっかり気を許している様子でした。
インタビューの話題は『今日のさんぽんた』の他に、現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で扮する平賀源内についてや、ご自身の芝居観についてのお話も。安田さんの「今」の言葉にぜひ触れてみてください。(田畑早貴)
CUT4月号は明日発売。現在以下にてご予約可能です。