3月19日発売のCUT4月号で、龍宮城のインタビュー&撮り下ろしポートレートを掲載しています!
前回7人に登場していただいたのは2024年12月号。当時は1stアルバム『裏島』リリースのタイミングでお話を伺いましたが、その『裏島』を引っ提げたグループ初の武道館公演──メンバー全員が目指し、その覚悟や決意で迸っていた──が、2月22日、大成功で幕を下ろしました。今回のインタビューでは武道館1週間後の後日談、そしてーー武道館公演ラストで発表された龍宮城初のアニメ主題歌“WALTZ”について、いち早くその言葉をお届けします。
龍宮城の表現の深さを知るファンの皆さんはきっと、待望のアニメタイアップではないでしょうか。その記念すべきアニメ作品とは、4月5日から放送スタートする『黒執事 -緑の魔女編-』。そのディープなシンクロについて、そして武道館で初披露した“WALTZ”のパフォーマンスについて、7人の想いが込もるインタビューから以下一部を抜粋してご紹介します!
今回初披露した“WALTZ”は、“裏島”×3のあとの声も体も限界に近い状態で臨んだんですが、不思議と殻を破れた感覚が強くて。すごく手応えのあるパフォーマンスができたし、また早くライブでやりたいなと思いました(KEIGO)
今まで初披露してきた新曲の中でも、“WALTZ”は一番「ライブができた」という感覚があって。ちゃんとライブに溶け込んでいたというか。歌詞も何も情報が解禁されていない曲だから、言葉がちゃんと聞こえないと心に響かないと思ったので、しっかり届くような歌い方を意識していました。(齋木春空)
最近原作を読み直していたんですけど、そこで改めて“WALTZ”の歌詞を読むと、すごくその世界観と合っているなと思えて──たとえば《魔法》という言葉が“WALTZ”の歌詞の中でも大切になっていて。それにちゃんと自分たちが知っているような感情も込められていたので、歌詞を読み返す度に、改めてアヴちゃん先生へのリスペクトを感じています(KENT)
原作を読んで“WALTZ”を聴いていると、孤独というか、すごく「独り」を感じるんですよね。どこか救われないような気持ちにもなるし、誰にも、何にも頼れないという気持ちにもなるけど、それでもやっぱり人は手を伸ばすし、伸ばされるし──というところで、『黒執事』にも“WALTZ”にもちゃんと希望が感じられる(Ray)
『黒執事』にも“WALTZ”にも共通して「どんなことが起こっても生きていく」というテーマが見えて。悪魔と契約してでもというか、自分たちの実生活でも本当にいろんなことが起こるけど、生きていかなきゃいけないから(ITARU)
死だったり悪魔だったり、ディープな世界観が『黒執事』の魅力のひとつだと思うんですけど。僕たち龍宮城もどちらかというと、そういうディープな表現を強みにしているからリンクするし、コレオひとつとっても“WALTZ”の魅力を存分に感じられると思います(S)
“WALTZ”は『黒執事』の世界に寄り添った楽曲ではあるけど、現代社会に生きる中で感じる怒りや悲しみを表す楽曲でもあると思っています。『黒執事』の世界と現実世界の架け橋のような楽曲だなと(冨田侑暉)
冒頭のオフショットは取材終わりのゆるっと仲良し7人組ですが、今回誌面で撮り下ろしたのはしっとりと青い世界に佇む7人の美麗ポートレート。つい先日武道館を圧巻した自分自身とは少し距離を置くかのような、冷静に日常に溶け込む彼らの低体温を映し出すようでした。
7人の内なる熱さが滲むインタビューと共に、是非お手元でご覧ください。(田畑早貴)
CUT4月号は現在以下にてご予約可能です。