今日は、塚本晋也とギャスパー・ノエの対談インタビューを行った。
塚本監督は『鉄男 THE BULLET MAN』を、ギャスパーは『エンター・ザ・ボイド』を、と奇しくもふたりとも最新作の日本公開を5月に控えているというタイミングだったので実現したものである。
会うなりにガッツリ抱きあうほど仲のいいふたりだけに、対談自体はかなり盛り上がったが、わりと脱線しがちでもあったので(特にギャスパー)、ちょっとまとめるのに骨が折れそうだけど、まあ、20年アングラ映画を支えてきた奇才ふたりなだけに、その会話はとことん興味深いものであった。
自分としては、ふたりの最新作はそれぞれのキャリアにとって、大きな意味合いを持つだろう、かなり力作だと思うんだけど、ここで書くと長くなるので、それぞれの映画については、また公開が近まったら、ガッツリここで紹介させていただきたいと思います。両方ともすごく見応えあるし、彼らのクリエイティビティの深さに本当に感銘を受ける。
対談の掲載は5月19日発売のCUT6月号。写真は高橋恭司に撮ってもらいました(誌面のね)。かなりカッコイイものになるはず。(内田亮)