『あまちゃん』第2週をふり返る

『あまちゃん』第2週をふり返る

朝の連続テレビ小説『あまちゃん』、第2週「おら、東京さ帰りたくねぇ」が終わりました。

今週、特に物語のキーとなっていたのは、アキ(能年玲奈)の父であり春子(小泉今日子)の夫である黒川正宗(尾美としのり)と、北三陸の高校に通うアキと同い年のユイ(橋本愛)。
アキの父は、個人タクシー運転手で、何も言わずに故郷に帰った春子を追って東京から自分のタクシーで北三陸にやってきます。
一方、ユイは行ったことのない東京に憧れを持っていて、アキの知らないことまで詳しく知っていますが、アキはそれを聞いて、実際に暮らしている自分には見えない「東京」があることを知ります。

つまり今回の第2週でさらにクローズアップされたのは、東京と北三陸、都会と田舎というテーマ。

アキは、自分の父がやってきたことによって、東京とそこにいた自分を意識するようになります。
そしてユイと親しくなって、彼女と話をしながら、アキは北三陸で海女の見習いを新鮮な気持ちで楽しんでいる自分が見ているこの風景は、ユイには見えていないのかもしれないと思うようになります。
そんな心境の変化を経ながら夏休みの最終日を迎えたアキ、そしてそれを近くで見てきた春子が東京に戻るときに下した決断。
ここからどんな新しい日々が始まるのかに期待が膨らみます。

ちなみに海女さんたちの「潜り」のシーンがかなり増えてきましたが、なんとほぼ100%役者さん本人が演じているそうです。(古河)
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