真昼のギャラクシー

真昼のギャラクシー

RED MARQUEEにオーストラリア発のエレクトリック・ロック・バンド、MIDNIGHT JUGGERNAUTSが登場!

今年発売したデビュー・アルバム『ディストピア』が好評の3人組(ルックスも評判)。どっしりとした重心の低いドラムとベースが実にグルーヴィー。その上にキラキラとスペーシーなシンセ音と浮遊感のあるファルセット・ボーカルがのっかる。

どこまでも暗闇が続く宇宙のうねりの中に、点々と散らばる恒星たちが放つ、この上ないきらめきのようなサウンド。
ダンスフロアで深い時間にならないと体験できないような、ダンシング・ハイともいえる恍惚感を、こんな真昼間から味わせてくれる。
安定感のある演奏もなかなかのもの。そしてフロア・アンセムとしておなじみの\"Into The Galaxxy\"\"End Of The Era\"といった楽曲の乗り心地の良さと解放感はやっぱ出色のものだ。

まだまだ開演直後とあって、RED MARQUEEの人出はフルハウスとはいかないものの、集ったオーディエンスたちは思い思いに体を揺らし、両手を掲げて彼らの熱演に応えている。
(森田美喜子)
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