テイラー・スウィフトが、「熱狂的なほどの楽観主義者」である、と、ことわりを入れたうえで、音楽業界のあり方についてWall Street Journalに寄稿。
これがまた、テイラーの歌詞のように力強く、素晴らしいテキストだった。
全文はこちらから読めます。
http://online.wsj.com/articles/for-taylor-swift-the-future-of-music-is-a-love-story-1404763219
音楽業界に身を置く自分の体験談、ファンとのつながり、ちょっとユーモアもあり、と、さまざまな角度から書かれていて、さすが。
いくつかテイラーらしいなと思った箇所。
「多くの人と違って、私はアルバムというものの価値はなくならないと思ってる。心血を注いで作られたものならなおのこと」
「プロモーションなどの一環で音楽を無料であげるということが起きているけど、作品の価値に気づいて、(お金を払って)手に入れようとしてくれたらって願ってる。音楽業界においてだけでなくね」
「音楽はアートで、アートはかけがえがなく、そして貴重。かけがえがなくて貴重なものには価値があるということなの。価値があるとうことは、お金を払うに値するということ。アーティストやレコード会社が、自分たち自身のアートを過小評価しないでほしい」
「すでにユーチューブでライブを何度も見ているお客さんの前だということをわかってステージに立ってる」
「将来的には、すでにファンベースを持っているアーティストがレコード契約を結ぶようになると思う」
「冒険することを評価されるという意味で、今、音楽はすごくエキサイティングだと思う。唯一のリスクは、リスクを恐れるあまり挑戦しないということだから」
「世の中に対立項があるかぎり、その両方で競い合う人たちがいるはずで、そうあってほしいと思う。誰でも、共感できる存在が必要だから」