祝!デビューから10年。MVとぶっちぎりの記録で振り返る、テイラー・スウィフトのこれまで

祝!デビューから10年。MVとぶっちぎりの記録で振り返る、テイラー・スウィフトのこれまで - 2014年作『1989』2014年作『1989』
テイラー・スウィフトがセルフタイトルの『Taylor Swift』で鮮烈なデビューを果たしてから丸10年。そう、もう10年なのだ。とは言えテイラーはまだ26歳。そりゃあ16歳でデビューしているんだから当然だけど、それにしても、10代なかばにして(だからこそ、とも言えるが)カントリーの定義を書き換えてしまった彼女がこの10年で歩んできた道のりを考えると、やっぱり、半端ない。何しろ今や、音楽業界きってのビジネスリーダーかと言わんばかりの存在感なのだから。

祝!デビューから10年。MVとぶっちぎりの記録で振り返る、テイラー・スウィフトのこれまで - 2010年作『テイラー・スウィフト』2010年作『テイラー・スウィフト』

というわけで、代表曲でそのキャリアを振り返ってみた。


デビュー・アルバム『テイラー・スウィフト』(2006年リリース)に収録されているデビュー・シングル。テイラーが高校1年生の時に書いた曲で、当時付き合っていた彼氏と別れる予感がしたことから作られたというのは有名な話。「失恋(するかもしれない)ソング」でキャリアをスタートさせたテイラー。このMVでのテイラーのいたいけな可愛さと言ったら……

ビルボードのカントリー・チャートでは最高6位、ビルボードのHot100では最高40位だった。


同じく1stアルバム収録。テイラーが高校のクラスメイト兼ボーイフレンド(正式にはお付き合いしていなかったというのがなんともエモい……)について書いた曲。

ビルボードのカントリー・チャートでは最高3位、ビルボードのHot100では最高28位を記録し、アメリカではダブル・プラチナを獲得した。


セカンド・アルバム『フィアレス』(2008年リリース。第52回グラミー賞最優秀アルバム賞受賞)からの4枚目のシングル。

テイラーが初めて失恋を経験した高校1年生の時の出来事が元となっており、テイラーの親友として有名なアビゲイルについても触れている。
MVにはアビゲイルも出演。

ビルボードのカントリー・チャートでは最高7位、ビルボードのHot100では最高23位を記録し、アメリカではダブル・プラチナを獲得した。
MTVでやっていた、『Once Upon A Prom』という番組(高校でサプライズ・プロムをやるドッキリ番組)に出演したのもこの頃。可愛かった! これがきっかけにテイラーのとりこになってしまった子も多かったのでは。


サード・アルバム『スピーク・ナウ』(2010年リリース。グラミー賞ベスト・カントリー・アルバム・ノミネート)からの3枚目のシングル。第54回グラミー賞でベスト・カントリー・ソングとベスト・カントリー・ソロパフォーマンスを受賞した曲。

テイラーが受けた様々な批判への反応として書かれた楽曲で、ビルボードのHot100最高11位を記録。


4枚目のアルバム『レッド』(2012年リリース)からのリード・シングル。ご存知『テラスハウス』の主題歌起用により、ここ日本での人気も不動のものとした楽曲。この曲で、テイラーは初のビルボード・チャート1位を記録した。


同じく『レッド』より。テイラーはこの曲をアルバムの中でも好きな曲のひとつと語っており、ツアーのヴィジュアル面を考える際に特に気にする曲だと話している。

ビルボードHot100では最高2位。


5枚目『1989』(2014年リリース)(グラミー賞最優秀アルバム賞受賞)からのリード・シングル。2014年の夏に、こうした類いの試みとしては世界初、世界に向けてMVがライブストリーミングで公開され、同時にアルバムのリスニング・セッションも開催。SNS上でテイラー、テイラー、テイラーの大騒ぎに! グラミー賞の最優秀楽曲賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスにもノミネートされた。

ビルボードによればテイラーのキャリアで一番ヒットした曲だそうで、アメリカを始め各国でチャート1位を記録した。

というわけで、デビュー10年おめでとうございます、テイラー。
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