『The Velvet Underground』と、ルー・リード追悼号について
2013.11.03 11:26
「もしかして……」と思っていたけどルー・リードは日曜の「朝」に亡くなっていた。先日公開されたローリー・アンダーソンのレターで明らかになった。現地時間で計算するとまだ1週間経っていないけど、”Sunday Morning”を聴いています。そして、山崎のブログでもお伝えしましたが、ルー・リード追悼特集号を作っています。
ルー本人の偉大さについてはこのブログで触れるまでもないけど、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのなかでも個人的に大好きなのはサード、『The Velvet Underground』。”After Hours"のリメイク、オマージュ、その他諸々を挙げるまでもなくヴェルヴェッツとしては異端な部分がエヴァーグリーンとして受け入れられている(言い換えればそれはヴェルヴェッツの本質を誤解しているということなのかもしれないが)作品だが、西海岸的なサイケ&ギターポップというフィルターを通したギターポップというものの両極端な二面性をこのアルバムには感じずにはいられず、何回聴いたか分からない。今、客観的にみれば、批評的な重要さは他のアルバムのほうが勝っているのは分かるのだが、思い入れとなるとこのアルバムなのだ。
と、長くなったけど……
当然、それぞれのリスナーにとってのヴェルヴェッツ、ルー・リードの「絶対的名盤」がある。もちろん、ルー・リード本人についても。その特別な意味を伝えるべく、奮闘中です。