一聴き惚れしたSan Ciscoに来日公演で一目惚れ。

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渋谷O-nestでサン・シスコの初来日公演を観た。音源で聴くよりも、YouTubeの映像で観ていたよりも、丁寧に自分達の世界観を提示していたのが発見だった。技巧的ではないけど、所謂ヘタうまとも全然違う。なんだか架空のビーチっぽかったです。

デヴィッド・ボウイが原体験で、もともとフォークっぽいサウンドを一人でやっていたというVoのジョーディ(このエピソードはぜひ発売中のrockin'on4月号で詳しく読んでみてほしい)がやはり要で、ほんの少しだけ悲しみを帯びた声がすごくよかった。ロック・スター的な振る舞いとインディ・ポップの美学の間で、あくまで天性でバランスを取れている感じ。

陽性のポップ・ソングからメランコリックなプチサイケ・ジャムへ、そして鉄板シンガロングナンバーへと、ショーの構成もストーリーテリングでよくできてた。

にしても最後、スカーレットが退場する時にはオーディエンスの波がざざーっとすごい勢いで前方に押し寄せていて可愛かった!

明日も追加公演があるので、突き抜けてきらきら、でもノスタルジックな心地よいポップ・ソングに目がないインディ・ファンはお見逃しなきよう。
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