泉谷しげる

泉谷しげる


このRO69のトップページのPHOTOのコーナーとか、ニュースのコーナーに、突然泉谷しげるの写真があるとびっくりしますよね。

と、サイトを見てくれている何人かに言われた。
彼のことを、俳優もしくはタレントとしてしか認識していない、若い世代にはそう思えるのも無理ないが、古くからのファンとしては、ここ最近の音楽をやる気になった泉谷しげるは、うれしい限り。
ニュー・アルバム『すべて時代のせいにして』も出たし、COUNTDOWN JAPANにも出るし。
2、3年前、『ウルルン滞在記』で、「孫のために木のおもちゃを作る」とかで、ヨーロッパの国(どこだったか忘れた)へ行って工芸修業にいそしんでいる姿を見たときは、「ああ、もう音楽あんまりやんないんだなあ」と、寂しい気持ちになったりしたので。

さっき「古くからのファン」と書いたけど、私がリアルタイムで聴くようになったのは、1988年のアルバム『吠えるバラッド』からだから、実はあんまりいばれたもんじゃない。
デビューは1971年なので。
中学・高校の頃、ラジオとか雑誌とかで渋谷陽一が、「実は泉谷しげるはすごいんだすごいんだ」とやたら言っていて、気になって、古いレコードを探して色々聴いて、そのすごさにぶっとばされて、そしたら大学の時に『吠えるバラッド』が出たんだった。
私の通っていた立命館大学の学祭に来て、ライブ観たのを憶えてます。


そういえば。1980年代中盤頃は、俳優の仕事が増えていて、それが高く評価されたりして、音楽活動があんまり目立たなくなってたんだけど、バンド『泉谷しげる&LOSER』を結成して、どーんとシーンの最前線に戻ってきたのが、その1988年『吠えるバラッド』のタイミングだった。
20年に1回、そうなるアーティストなのかも。
ってそんなことはありません。それ以外の時期も、色々精力的にやっておられます。

長いなこの文章。泉谷しげるのことだと、ついいくらでも書きたくなってしまう。
なので、またそのうち続きを書きます。

とりあえず、写真は、手近にあった「泉谷入門編」とでも言うべきベスト・アルバム2枚。
1991年にフォーライフから出た『Day By Day』と、1998年にビクター/スピードスターから出た『泉谷しげる ベスト盤』。
なお、前者(左)のジャケットの写真は、おそらくデビュー当時のもの。この盤が出た1991年には、ほぼ今と変わらぬ風貌になっておられました。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする