銀杏ってヘンだ
2009.12.09 14:01
銀杏BOYZを、「いちょうボーイズ」と読んだ奴がいた。
一瞬笑ったけど、考えたら間違えるのも無理はないというか、
そもそも、「銀杏」というまったく同じ漢字で、
「ぎんなん」と「いちょう」、2種類の読み方がある方がおかしい、
そう決めた奴のほうが悪い、という気がしてきた。
「いちょう」が木。「ぎんなん」が、そのいちょうの木の実、というか、種。
で、表記はおんなじ「銀杏」。
おかしいじゃないか。
例えば、「柿」って「し」とも読みますよね。
っていうのでいうと、
柿の木のことを「かき」。柿の実のことを「し」。
で、字はどっちも「柿」。
であるようなものです。
読み分けられるか?
読み分けられないでしょう。
冷静に見ると、「ぎんなん」はわかるけど、
知らなきゃ「いちょう」とは読めない漢字だ。
おそらく「ぎんなん」の方が先で、あとからそれに
付随する形で、無理矢理「いちょう」と
読むことにしたのではないか。
「いちょう」、他の書き方はないんだろうか。
調べてみた。
「公孫樹」とも書くそうです。
初めて知りました。
そして、さらに、読めません。
そしてこれ、ふと思いついて書き始めてみたはいいが、
どう終わればいいのか、皆目見当もつきません。
ということが、最近多い気がします。
忙しい時期だからだと思います。
なので仕事に戻ります。