調理過程を見せる

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報告。
昨日ここで書いた「Twitterで夢太郎をフォローしよう」の件、
見事に効果あったようです。

本人、

「フォローしてくれてる方が一晩で急増した理由がわかりません…。」

ってつぶやいていて、大笑いしました。
みなさん、ご協力ありがとうございました。
まだ夢太郎をフォローしてない方、今後もぜひよろしくお願いいたします。
ちなみに、まじで怒ってるかもしれないので、怖くて、
本人にはまだコンタクトとってません。


さて。それとは関係ない話ですが。

飲み屋で焼き鳥が出てきた時、特に大人数の宴会だったりすると、
必ずいるでしょ。串から焼き鳥をはずす奴が。
私、あれが許せないのです。

あれは、歯でイーッてやって、肉とネギを同時に串からこそげとって
口腔内に取り込み、咀嚼して食べるために、料理人がわざわざ
ああいう形にしてくれているわけです。
それを、串からはずしてバラバラにして食すなんて。
料理人に対する、そして焼き鳥というものに対する、冒涜だと思う。

握り寿司が出てきたら、ネタとシャリをバラバラにしてから食うか?
鉄火巻、マグロの赤身とシャリと海苔を3つに分解してから、
それぞれを口に運ぶか?

あるいは、歌とギターとベースとドラムで1曲として成立しているのに、
それをミックスダウン前の状態に戻して、バラバラにして、
ギターだけ聴いたりドラムだけ聴いたりして、
はたしてそれで、いい曲かどうかわかるか?

それらと同じ行為だと思うわけです、焼き鳥を串からはずすというのは。

しかし。
ミュージシャンの中には、まさにその、
「焼き鳥を串に刺す前の状態で食わせてみる」という行為を、
客に見せるものとして成立させる。
ということを思いつき、実行に移す人もいるんだ。
と、びっくりしました。

そうです。奥田民生の「ひとりカンタビレ」です。
正しくは、「そのバラバラの具材が1本の焼き鳥に、
あるいはひとつの握り寿司になっていくさま」を
見せることをショーにする、ということですね。

逆にいうと、「俺の素材はバラバラで食わせても旨い」
という自信があるから、そういうことができる、とも言える。

というような意味でも、あのツアー、楽しみにしています。
写真は、その人の、今んとこの最新アルバム。
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