昔のセットリスト:フィッシュマンズ編


昔のセットリスト発掘特集。
次は、フィッシュマンズです。

1992年11月10日、新宿・今はなき日清パワーステーション。
2ndアルバム『King Master George』が出た翌月だし、
曲の並びの感じからして、そのリリース・ツアーの東京公演だと思います。


1  100ミリちょっとの
2  待ってる人
3  いつまでも
4  ひこうき
5  ウィンナーソーセージ
6  つきすぎたモンキー
7  Good Morning
8  Walkin'
9  雨男〜ハンバーグ〜ミネラルウォーター
10  なんてったの
11  頼りない天使
12  いい言葉ちょうだい
13 あの娘が眠ってる
14  疲れない人
15  Happy Man
16 いなごが飛んでる


アンコールは書いてありません。
で、憶えていません。

このライブ、ハカセはもちろん、ギターの小嶋謙介も在籍していて、
その2人と、佐藤伸治/柏原譲/茂木欣一の、5人編成だった頃。

スピッツと同じくですが、まだ「いかれたBaby」も「ナイト クルージング」も
「BABY BLUE」も「MAGIC LOVE」も、「WALKING IN THE RHYTHM」も、
そしてもちろん「LONG SEASON」もない頃であるにもかかわらず、
このセットリストの「いい曲のそろいっぷり」は何なのか。
ちょっと絶句したくなります。

しかし、この時俺は、なーんも考えず、ふつーな気持ちで観てたんだよなあ。
今思うと、なんというか、もったいないというか、
「バカか俺は」というか、複雑な気持ちになります。
でも、そんな気持ちになってもしょうがないので、
「観られたことがラッキーなんだ」と思うようにします。

あと、このセットリスト、下のほうに
「FISHMANS 今後の活動」という告知があって、
そこに時代が表れていておもしろいので、書き写しておきますね。

12/10 渋谷ラママ (対:ピアニカ前田)
  13 横浜ライブスクエアビブレ (対:SAQLA)
  15 埼玉会館 小ホール (対:ピーズ、カステラ)
  24 市川クラブGIO (対:フレデリック、ハバナエキゾチカ、WELLS)

ピーズ、カステラは言うに及ばずですね。ちょっと意外な対バンだけど。
WELLSのリズム隊、坂巻兄弟の兄(ds)は、のちにピーズのサポートや
THE CHINA BOWLSでプレイ。
弟(b)は、のちに川西幸一たちとVANILLAを結成。現在は、100s小野眞一が
ギターを弾いているtaeで活動中。
フレデリックは、元ロンドン・タイムスの……あ、ロンドン・タイムスとは
……って、説明すればするほど、どんどんはまっていく気がしてきた。

あ、でも、ハバナエキゾチカは、Buffalo Daughterの前身バンドというか、
シュガー吉永と大野由美子が在籍していたバンドです。
最近注目を集めている踊ってばかりの国は、このバンドの
アルバム名からいただいた名前です。

あと、これを書くのに、ウィキペディアの「フィッシュマンズ」のとこを見たら、
「サポートメンバー」の項目のところ、
そのシュガー吉永と、カスタネッツ小宮山聖がぬけていたので、
どなたか足しておいていただけないでしょうか。