片寄明人とフジファブリック

片寄明人とフジファブリック

昨日の「フジフジ富士Q」に、出演し、「花」と「サボテンレコード」を
歌った片寄明人。
彼は、フジファブリックのメジャーデビュー当時、いわゆる「四季盤」の
シングル4枚と、1stアルバムを手がけたプロデューサーですが、
その頃のことをブログに書いた、すごい長文になってしまった、と、
ステージで言っていた。
ブログなんかあったっけ? 公式サイトになかったよな、
と思いつつ、帰って、探してみた。

別のところにあった。読んだ。
で。この言い方、適切かどうかわからないが、すんげえおもしろかった。

志村と、フジファブリックと過ごした日々のことが書かれている、
という点で、まず、とても意味のある文章なわけだけど、
それだけじゃない。というか、それ以外も大変にでかい。

まず、片寄による「志村の書く楽曲はなぜああいうふうになっているのか」
という解析には、目からウロコが落ちた。

あと、プロデューサーって、なんとなくはわかるけど、具体的にどういう
仕事をしているのかは、今いちよくわからないでしょ?
そこがすんごくよくわかります。片寄が初期フジの楽曲に対して、
何を考えて、何をやったのかが、こと細かに書いてある。
「なるほどぉ」って、何度も唸りました。

もうひとつ。
こいつ、こんなに文章うまかったっけ?
ってびっくりしたけど、思い出した。
うまかった、昔から。
大昔、彼が、クリス・レインボウの国内盤再発に関わった時、
そのライナーも書いていたんだけど、読んで、
「うわー、ミュージシャンにこんなの書かれたら、
俺ら存在価値ねえじゃねえか」と、ぐったりしたことがありました。

ただ、ここまで長いものを書いたのは、初めてらしい。
とにかく、まだの方、あらゆる意味で、まじで必読です、これ。
たとえ、フジファブリックにも片寄にも興味がない人が読んでも、
相当面白いと思う。

こちら。ぜひ。
http://gg-m.jp/blog/katayoseakito/


写真は、GREAT3の2ndアルバム、「METAL LUNCHBOX」のアナログ盤。
1996年作品だけど、アナログが出たのはその2~3年後だった記憶あり。
単に、個人的に、GREAT3の中で最も好きなアルバムだから、これにしたんですが、
特に「Little Jの嘆き」という曲が大好きで、DJやる時、いまだに時々かけてます。



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