昨日出ました。
アナログフィッシュ
「失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい」
PECF-1026 felicity cap-121 1,500円(税込)
5曲入ミニアルバム。タイトルは、曲名ではありません。
1曲目「PHASE」の歌詞の一部なんですが、これ、5曲とも、
なんというか、「いい」とか「すばらしい」というレベルじゃなく、
「すんごい」という次元です。
こんなにも、自分の足をすくったり、自分の目の前に立ちはだかったり、
自分の進む先を見えなくしたり、自分を途方に暮れさせたりするもので
あふれているこの世を、うまく、賢く、冷静に生き抜く武器としてのロック。
「武器」じゃないか。「武器」っていうほど、攻撃的で、排他的で、
誰かをつぶすようなニュアンスのものじゃない。
「ツール」くらいかな、じゃあ。
とにかく、そういうものとして、最高精度を持ったロックです。
まあ、もともとアナログフィッシュは、そういう音楽を作ってきた
人たちだけど、それをやる際の迷いやブレや蛇足やなんかが、
ほんっとになくなって、軸だけになってしまった。そういう5曲。
とにかく、音も言葉もメロディも、超シンプル。
だけど、すべてがある感じ。
これまでいつもだいたい半々だったのが、今回は、
下岡晃が歌う曲が4曲、佐々木健太郎が歌う曲が1曲。
1曲は、昔リリースした曲のリメイク。
昔、tobaccojuice・HiGEと3バンドで一緒に出した、
スプリット・ミニアルバムに入っていた「TEXAS」という曲です。