「モテ記」の話
2011.09.27 11:38
そうだ、あの本もう出てるよな、買いに行かなきゃ、
読んだらここで紹介したいなあ、とか思いつつ、
まだ買いに行けていなかったんですが、担当編集者が送ってくれました。
大根仁監督初の著書、「モテ記 〜映画『モテキ』監督日記〜」。
〉お世話になっております。
〉ブログで紹介していただけそうな気配が
〉全然ないので『モテ記』をお送りさせていただきます。
だそうです。ありがとうございます。
ラッキー。書かないでみるもんだ。いや、そんなつもりで
まだ買っていなかったわけじゃないんですが。
ちなみに、担当編集者は、扶桑社の元・松尾スズキ番であり、
松尾スズキ作詞・星野源作曲の「編集者のうた」という、
音源としては未リリースの幻の名曲の中で、
「ほぼ田辺」と実名を歌われている男、田辺健二さんという方です。
その「編集者のうた」の件、前にも何度もネタにしたので、
このブログの界隈でのみ、ちょっと有名です。
前に書いたのは、これ。http://ro69.jp/blog/hyogo/48504
これも。http://ro69.jp/blog/hyogo/48514
ただし。なんせ、たった今届いたので、まだ読んでいません。
朝から自分のデスクで読みふけるわけにもいかないし。
なので、詳しくはまた書きますが、とり急ぎひとつだけ。
この本、びっくりしたのが、カバーの部分。
写真のこの帯を外すと、その下に、
原作の久保ミツロウ先生が、この映画のために書いた
原作のネームが載っているのです。
ネームって、マンガの下描きね。
そう、久保先生、脚本とかじゃなくて、ちゃんとマンガの
ネームとして原作を書いた、ということなんですが。
このネームがですね。表1側と表2側の2ページだけなんだけど、
その時点で、もう、めちゃめちゃおもしろそうなのです。
いや、私、映画観てるし、だからストーリーも知ってるんだけど、
それでも「これ読みてえ!」って激しく思うくらい。
というか、久保先生が、ネームじゃなくて本気で描く、
みゆきやるみ子や愛や素子、見たい。
幸世や墨さんはいいけど。前に見てるので。
本の中にも原作ネーム、入ってます。
しかも、久保先生の原作ネームには描かれたけど、
変更があって、実際には使われなかった、
いわゆるボツ・バージョンまで入っている。レアだー。
というわけで、今、5分ほどパラパラッと見ただけでも、
既に相当に、おすすめです、これ。
早く帰って読みたい。
ただ、映画の脚本もまるごと入っているので、これから観る方は
気をつけてください。
って、大根さんの初の著作なのに、その大根さんが書いたり
しゃべったりしている部分には、なーんも触れていないことに
今、気づきましたが、それはまたいずれ。
リンクもはっとこう。扶桑社のサイトはこちら。
http://www.fusosha.co.jp/book/2011/06485.php