ピックの話


ムダ話です。

プロのギタリスト、ベーシストのみなさんに、ききたい。
あなたは、街でサインや握手を求めてきたファンが子供で、
そしてそれが、自分もギター(ベース)を弾く子だったら、
ピックをあげますか?

なんか、そういう人、結構多いらしいのです。
私、子供いないんですが、子供が音楽好きである知人2人から、
そういう体験をききました。

1例目。高校生の男の子。自分もバンドをやっている。
外でごはんを食べていたら、同じ店に某パンク系ミュージシャンがいて、
「ファンです」と声をかけ、握手してもらった。
そのあと、街を歩いていたら、またばったり出くわした。
そしたら、「あ、さっきの子じゃん。ちょっと待って」と、
ピックを出して、くれた。

2例目。小学校高学年の女の子。ギターを始めたばかり。
近所のお祭りで、プロデューサーでありセッション・
ミュージシャンである某ギタリストを見つける。
ダッシュで文房具屋でノートを買い、サインをお願いしたら、
快く応じてくれただけでなく、ピックをくれた。

これ、めちゃめちゃうれしいだろうなあ、と思います。
現に、例2の子、その場で大泣きしたそうです。

ただ、これ、あげてさまになるの、自分モデルのピックが
ある人に限られますね。
ということに、書いてて気づきました。
普通に売ってるピックもらってもねえ。

それから、ベーシストの場合、指で弾くからピック持ってない、
って方も多いです。

ちなみに、ドラマーの場合、自分モデルのスティックがある人でも、
「単価高いからあげづらい」
「普段からスティック持ち歩いてない」
という二点において、なかなか難しいと思います。

あと、ボーカリスト(ギター弾かない人)とキーボーディストは、
何をあげればいいんだろう。
いや、あげなくていいんですが、だから。
いやいや、というか、ギタリストやベーシストも、
別にあげなくたっていいんですよ。
あげろ、と言っているわけではありません。
そういう人が多いみたいでちょっとびっくりした、と、
言いたかっただけです。誰に言い訳してるのか俺は。

上は奥田民生モデルのピック。IBANEZ製。
amazonで50枚3,500円。
これはエレキ用で、別にアコギ用もあります。
上の話とは関係ありませんが、なのになんでOTかというと、
今、私、『ひとり股旅スペシャル@厳島神社』のDVDを
観直しながらこれを書いているから、という理由でした。