先ほど終了、KREVAの10周年記念ベストアルバム『K10』ライヴハウスツアーファイナル@Zepp Divercity。

いやー、すっばらしいパフォーマンスだった。通常盤でも30曲に及んだベスト盤の濃厚さを、どう2時間のセットに凝縮するのか。そして同時に、初めて観に来たような人も、どうすれば置き去りにしないか。そのジレンマを乗り越える「発明」として展開された、ワントラック上でのラップメドレーと、半生バンドをDJのようにパフォーマンスさせるバラードのメドレーが圧倒的だった。単なる工夫じゃなくて、それが肉体とスキルの進化に必ずなってるのが、これこそKREVAだとしか言いようがない。そして、前のアルバムツアーとは打って変わって、曲解説になるような懇切丁寧なMCを随所に挟む構成も、なんか溢れまくっていた、愛が。

そしてアンコールでは、盟友・三浦大知が登場しての“全速力”。ツアー中、3回だけ実現したラッキーな場面を目撃させてもらった。「そろそろユニット名考えるか」って言って、KREVAが出したのが「鹿と亀」だったのはどういうわけだったのか……という僕のような人は（すいません！）、まずこのPVをどうぞ。


さあ、ここから後は夏フェスシーズンに突入（ROCK IN
JAPANはキックと併せて2回登場！）、そして9月の908FESもどうやら凄いゲストが決定済らしい。10周年イヤー、まだまだ凄いことになっていきそうだ。

本人、今日の終演後も、すげえ調子良さそうでした。なんか、パワー漲ってた！いろいろ楽しみだ！（松村）