HINTO、高まる!
2014.09.26 18:46
HINTOの2ndフルアルバム『NERVOUS PARTY』のリリースツアーを観た。
昨年1月に安部光広が加入し、現在メンバーの4分の3がスパルタローカルズのHINTO。
しかもこのワンマンも、スパルタ解散ライヴが行われた9月23日に開催と、
ライブが始まる前は深い感慨が押し寄せていたのだが、それはすぐにどこかにいってしまうほど、軽やかで奔放なHINTOならではのサウンドが高まっていた。
2本のギターとビートとヴォーカル、どれもがそれぞれのメロディを歌いつつ、絶妙に絡み合う。
安部コウセイは、「ミュージシャンは金にならんし、ハイエースで12時間移動したりする。でも、こうやって皆がワーッて盛り上がってるのを見ると、そのためにやってるんだなあと思う」というようなことを言っていた。
バンドがどんどん成熟してきている手応えからくる発言だと思う。
アンコールでは、グッズが予想以上に売れたことの対価として、かなり髪が伸びたギター伊東が三つ編み姿で登場。
明らかに嫌々な伊東に、「真くん、怒っちょる?」とコウセイが恐々訊くと、「男が三つ編みなんて…」と呟き、本当に恥ずかしいんだなと。
見てる側としてはとてもおもしろかったですが。(小松)