NO NUKES 2014、初日を観た!
2014.09.29 21:46
今日はZepp DIVERCITYでNO NUKES 2014のライヴに来てます。
3日間連続開催の今日が初日で、出演者は斉藤和義とthe HIATUS。
そして、冒頭には小泉・細川の元首相ふたりを含む政治家4名が登場して、このイベントへの賛同メッセージを語ってくれた。発起人である坂本龍一からの誘いを受けて、坂本龍一本人は病気で来られなかったにもかかわらず、ぜひ登壇を希望したという。
会場いっぱいのお客さんから、「仲間」としての素直で熱い拍手が送られた。
そして、ライヴの出順は斉藤和義、次がthe HIATUS。
斉藤和義はテンポの速い攻撃的なナンバーを中心に、飄々としながら鋭い言葉やエモーションを自在に繰り出していく、もはや貫禄のプレイスタイル。そしてthe
HIATUSは、過酷なツアーを終えてさらに鉄壁さを増した唯一無二のアンサンブルで、フィジカルな躍動感と胸打つメロディを高彩度に描き出してくれた。
「こんなイベント、早くなくなっちゃえばいいのにな」と細美武士は言ったが、単に音楽そのものを楽しんで終わるのではなく、音楽を愛せる社会を続けるために、どういう政治的アティチュード、アクションが必要なのか。ステージからの問題提起と、それぞれに受け止めようとするコミュニケーションが、二千人以上集まったオーディエンスの分だけ、生まれていたのだと思う。
明日は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの登場です!(松村)