ライヴハウスというレアな会場に加えて、会員の投票によるリクエストも反映されたセットリストはかなりレア曲だらけで、まさしくクリスマスプレゼント！
LUNA SEAのライヴの激しさも熱さもディープさも優しさも（SLAVEたちの暴れっぷりも）すべてを、ライヴハウスというキャパにぎゅーっと圧縮したような、ほんとに濃密で圧倒的な2時間だった。
でも、久しぶりのワンマンだからと言った気負いはなく、メンバーもめちゃくちゃ楽しそうで、現役で活動している一介のバンドの、いい意味で「いつもの」ライヴといった空気があった。
LUNA SEAの「いつもの」ライヴは、常に前回を、過去のライヴを塗り替えていくもの。
RYUICHIのキレキレの絶唱も、SUGIZOの凄絶なロングトーンも、Jの生み出す灼熱のグルーヴも、INORANの繊細なアルペジオも、一発で空気を変える真矢の強烈なショットも、「いつもの」であって、同時に前回の比ではない。
毎回見たことのない5人がそこにいるから、一瞬たりとも目を離せないのだ。
進み続ける彼らから、嬉しすぎる「次」の告知も聞けた今夜。
来年のクリスマスも予定が決まっちゃいました。（後藤）
