UVERworld、約四年振りのさいたまスーパーアリーナを観た。
アリーナという広大な会場ではあるが、最初から最後まで、目の前で自分のためだけにメッセージが放たれているかのような、凄まじい歌詞の強度。
その真摯な姿勢は一瞬も揺らがなかった。
TAKUYA∞は、最新シングル“一滴の影響”が「ビルボードチャートでは一位だったが、
オリコンでは二位だった。
今回は俺が持ってなかったってことで、俺のせいにして。
でも、みんなの心を鷲掴みにできるチャートは一位になりたい」
という、まさに“一滴の影響”で歌っているようなことを、MCで口にしていた。
発売中のジャパン3月号に掲載しているロングインタビューで、
「“一滴の影響”含めて最近のUVERworldの曲は、聴き手ひとりひとりに優しさを届けるようなメッセージになってきているのでは」
というようなことが語られている。
究極的なまでに救済に導く“一滴の影響”を携えたUVERworldは、さらにタフで強靭なバンドになっていた。
今日は同じたまアリで二万人以上を集めた男祭りが開催される。(小松)
UVERworld、四年ぶりのさいたまスーパーアリーナ公演を観た
2017.02.11 16:58