バンドじゃないもん!の新木場STUDIO COASTを観て思ったこと

バンドじゃないもん!の新木場STUDIO COASTを観て思ったこと
ソロやユニットのコーナーがあるわけでも、初のZepp公演の時のようにバンド演奏があるわけでもなく、最初から最後まで6人で、シンプルなセットとシンプルな構成で作られていた今日のライブ。
だからこそ、今のバンドじゃないもん!が、本当に最強なんだということがよくわかった。

昨年の再メジャーデビュー以降、Q-MHz、NAOTO(ORANGE RANGE)、在日ファンクから、なんとはっぱ隊の“YATTA!”カバーまで、個性的かつ多様な曲を歌ってきた彼女たち。
普通ならその曲の強さに負けてしまいそうだが、まったくそんなことはなかった。

ドラムを叩いたり叩かなかったり、楽器を持ったり持たなかったりという自由なパフォーマンスと、最高に個性的な6人の声とダンス。
極彩色のモンスターみたいな楽曲たちを次々に歌い上げ、魅せ、コーストをパンパンに埋めたオーディエンスを楽しませる今日の彼女たちを見て、紆余曲折あり落ち着いた今の形を磨き上げてきた、その到達点が見えたと思った。
これからもどんな世界を見せてくれるのか楽しみだ。(塚原)
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