すでにはまってる方も多いようですが、とても魅力的な作品で、ああ、こういう音を実は今欲していたのか、と気づかされてちょっとびっくりする。
生々しくてダイレクトだけど、強引でなくあたたかく包み込まれるようなサウンド。
JAPAN最新号のインタビューで峯田自身が語っていた、「耳に優しいノイズ」という言葉が印象的だった。
そうして生まれた“アーメン・ザーメン・メリーチェイン”は中毒性のある本当に美しい名曲でなかなか抜け出せないし、前は耳に痛いところの音を上げたりして、「うわ、うるせえ」っていう音を作りたかったの。
でも、今回のアルバムは、耳に優しいノイズというか。インパクトよりずっと聴ける感じっていうかさ
そこから繋がる“骨”~“エンジェルベイビー”(既発シングル曲を再レコーディング)も新しい輝きを放つ。
1曲目“DO YOU LIKE ME”のMVも昨日公開された。
https://youtu.be/-JqHfrhIVVM
新作に至る心境の変化や制作秘話はもちろん、峯田がザ・リバティーンズのピート・ドハーティ&カール・バラーのライブについて熱く語っているのもわくわくします(去年ロンドンで行われた『SOMEWHERE,』に出演した際のエピソード)。お客さんの声で、俺の声なんて消えればいいのにな、そういうものを作りたい
まだの方はチェックしてみてください。(井上貴子)
掲載号の購入はこちらから