そうすると、どこか共通して見えてくるものがある。
それはざっくりと言ってしまうと、彼らにとって、BE:FIRSTとは、そして『THE FIRST』とは、あまりに深く大きな「変化」の場所であり、きっかけだったのだなということだ。
しかし、RYUHEIと話して、あらためて感じたことは少し違っていた。
オーディション当時14歳だったRYUHEIにとって、『THE FIRST』とは「変化」していくことのもっとずっと手前にある「始まり」そのものの場所であり、BE:FIRSTとして過ごしている今もまた、ずっと毎日毎秒「始まり続けて」いる状態なのではないか。
確かな成長の跡と、新たな魅力のきらめきを、そのパフォーマンスを見るたびに、同じだけもたらしてくれるRYUHEIの日々とはつまり、今もなお毎日が新たな「始まり」ということなのではないか、そんなふうに思った。
RYUHEIの回は、こんなテーマをめぐるインタビューになりました。
そしてその結果として、「僕はいつ、何を乗り越えてきたのか」という大切な実感をじっくり言葉にしてもらうインタビューになりました。
12月28日発売のJAPANを、ぜひ楽しみにしていてください。(小栁大輔)
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