2023年9月現在、MVの再生数が120万回を超える鉄風東京の代表作“外灯とアパート”は、リアルというよりは生々しい、孤独な「僕」のやりきれない思いが《暗い部屋》《狭い部屋の中》から描かれている。
仙台を拠点に「東京」を冠したバンド名を掲げる鉄風東京だからこそなのか、はわからないが彼らは「場所」というものから様々なメッセージを吸収して、それらを音楽に昇華してまた「その場所」にエネルギーとして返還しているバンドだ。
生まれ育った場所、学んだ場所、生活する場所、君といた場所、君がいない場所、自分が光り輝く場所――人はいつだって「どこか」にいる、という当たり前なことに人一倍自覚的な彼らだからこそ歌える歌が、今作には詰まっている。
rockinon.comでは、今作に込められた想いや背景、バンドの展望についてインタビューで深掘りしています。
記事はこちらからチェックしてください!(橋本創)