タイトルには、「今いる自分から遠く離れて、旅をするように聴いてほしい」という思いが込めらている。
旅への導入の役割を果たす1分45秒、歌ありの“Intro”の独特の浮遊感で心地よく幕を開ける本作は、束の間日常を忘れて世界を巡るイマジネーションをかきたてられる一方で、宇宙まお自身の10年の軌跡を巡る旅でもあり、その歌声は過去（現実）と未来（理想）を行き来しながら《勝っても負けても／やってもやめても／人生は続いてく》（This is me）と、現在へと収束していく。
プロダクションを離れ、クラウドファンディングによる資金集めからすべて手作りで行われた制作、その背景をひもときながら、今作の手応えや楽曲に込めた思いについて語っていただきました。
アルバムとあわせてぜひ誌面で彼女の言葉に触れてみてください。（橋本創）
『ROCKIN'ON JAPAN』11月号のご購入はこちら
他ラインナップはこちら
