発売中のROCKIN'ON JAPAN2月号に掲載しているSaucy Dog・せとゆいかのソロインタビュー、もう読んでいただけましたか?
なにげにJAPANでは初だった、せとさんのソロインタビュー。せとさんが作詞・作曲・歌唱した楽曲だけを集めたBonus ep『はしやすめ』についてのお話は、バンドインタビューのときに発する「Saucy Dogのせとゆいか」の雰囲気とはちょっと違って、「ひとりの人間としてのせとゆいか」の温かさと切なさに直接触れるような、そんな感覚がありました。
リード曲“へっぽこまん”の曲調やタイトルのワードセンスなんかを見ると「ほっこりした作品かな」と思っちゃいますが、最初は「チョケながら楽しく作ってた」という楽曲にもどこか終わりを感じさせる寂しさが滲んでいたり、転機になったという“いつもの帰り道”にはコロナ禍で感じたあまりにも切実な思いが吐露されていたり。バンドではドラマーとして頼もしくその音楽を支えるせとさんですが、実はこういう強さや弱さを抱えているんだなと、また一歩せとゆいかに、そしてSaucy Dogに近づけた気がします。
インタビューでは、せとさんが自分で音楽を作るということへの想いや、サウシーの中での自分の役割について、絶賛開催中のツアーの手応えについても話してくれています(+ジャケでブルッとしている可愛いワンちゃんについてのエピソードも)。未読の方はぜひお手にとっていただき、『はしやすめ』と共に心を温めてほしいです!(安田季那子)
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