先日の見放題東京で彼らを観たときに、「あ、なんかもう違うステージにいるな」と思った。改めて今日のファイナルを観てその感覚は間違っていなかったと言い切れる。
一曲毎に熱がリセットされるわけではなく、一曲一曲、指数関数的にフロアは熱量を帯びていき、苦しい一線を超えた先の恍惚とした幸福感がそこにはあった。ランナーズハイならぬシンガーズハイという一般名詞が存在したならば、無敵のゾーン状態に入っていた今日のことを言うのだろう。
今年のJAPAN JAMでは、初日のWING STAGEトリを飾ってもらう。去年のBUZZ STAGEで初めて観た人も多いと思うが、どうか今の4人を一人でも多くの人に観てもらいたい。掛け値なしに全くの別物に進化しているから。
(古閑英揮)