取材のためにひと足先に『Serotonin』を聴かせてもらっていたのだが、早く収録曲についての話がしたいとうずうずしていたので、ついにリリースされたのが嬉しい。
特にリード曲の“STRAIGHT FLUSH”は、歌も楽器もすべてにインパクトがあってものすごく聴きごたえのある曲で、早くもシンガーズハイの新たな代表曲になる予感がしている。
先日公開されたMVも、4人の演奏にフォーカスを当てているシンプルさがまたかっこいい。シンガーズハイのMVは4人の演奏シーンが基本だけど、手元の寄りが多かったり、いつも以上に見入ってしまった。
インタビューでは、既に4月に配信していた“エイトビート”で見せた爽やかな一面からバンドの変化に迫ろうとしたところ、むしろ内山ショート(G・Vo)の変わらない思考が浮き彫りになった。
「そんなに簡単に人間は変わらない」と取材中に内山も語っていたが、“SENTI”のような新たなアプローチにもトライしながら、根底では何ひとつとしてブレていないところに、音楽性という部分を超えた「シンガーズハイらしさ」があると改めて感じられるインタビューになった。
そして、シンガーズハイはROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024の初日HILLSIDE STAGEのトップバッターで登場。 何を演奏するのかは当日までのお楽しみですが、昨日公開したコラムもぜひ予習に活用してください!(有本早季)
『ROCKIN'ON JAPAN』9月号にシンガーズハイが登場!
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シンガーズハイと音楽性の幅を広げながらも芯がブレない最新作『Serotonin』についてじっくり語り合いました!
2024.08.02 12:30