サンボマスター、2年3ヶ月ぶりのアルバム発売が今日、正式に発表された。
タイトルは『きみのためにつよくなりたい』。発売は4月21日。

サンボのアルバムはこれまで、
『新しき日本語ロックの道と光』
『サンボマスターは君に語りかける』
『僕と君の全てをロックンロールと呼べ』
『音楽の子供はみな歌う』
というタイトルのアルバムを4枚出してきた。

それが今回は『きみのためにつよくなりたい』。なんか、柔らかいのである。
パーソナルな感じ、というか耳元でこそっと言う感じのタイトルじゃないか。
これまでは、道の向こう側から、高らかに宣言するようなタイトルなのに。

で、実はすでに全曲聴いて、先週の金曜日に取材してきました。
結論から言うと、これ、「愛のアルバム」です。
でも別に全部バラードとかいうわけじゃない。サンボらしい爆発力は活かしたまま、サウンドの幅がグッと広がって、みずみずしいロックンロールと、美しいバラードと、誰かを想う真っ直ぐな気持ちが渾然となって鳴りまくっている。
とても素晴らしい。

雑誌用の撮影は市ヶ谷の釣堀で、3人に並んで釣りしてもらって、僕が写真を撮りました。
サンボはどこで撮影しても絵になる、というか風景をサンボ色に染めるんですが、釣堀はひときわ似合っておりました。
記事は3月30日発売のＪＡＰＡＮに載ります。お楽しみに！（松村）