スピッツ、ツアー本日開幕!

スピッツ、ツアー本日開幕!

スピッツのツアーが始まった! アリーナ以来、1年3ヶ月のワンマンライヴを観に、わくわくしながら松戸・森のホールへ。
びっくりするほど、いい幕開けだった。スピッツのツアーのこれまでの印象は、最初はちょっとぎこちなくて、だんだんあったまっていく中で、そのツアーならではのグルーヴが生まれてくる、という感じ。アルバムからの新曲中心のせいもあるが、序盤と後半ではかなり違うライヴになっている生き物みたいな面白さがある。だけど、今日はいきなりのっけから完成度が高い。なのに、ものすごく初々しかった。

MCでテツヤは「初日としてはスピッツ史上でもかなり気持ちよくできたと思います」と言い、田村は「なんで、俺ここにいるんだろう」というくらい緊張したと言い、マサムネは「初めてライヴやるみたいな気持ちです」と言った。本当にその通りのライヴだった。

そして崎ちゃんは、昔何度か松戸に来たことがあったけど、改造バイクとかと結構すれ違ったりして怖かった、と松戸の思い出を話していた……。嬉しいほど相変わらずだ、スピッツは。

桜の季節に聴く“チェリー”や“春の歌”は格別だし、“日なたの窓に憧れて”や“ナイフ”といった懐かしい名曲がすごく新鮮だった。スピッツは、シューゲイザー的なサイケデリアを日本のロックに早い時期から取り込んだ元祖だったし、それを独自のエロティシズムとして確立した。この時期特有の空気がある。
マサムネは新調した青いギターでザクザクッと新曲のイントロを刻み、“青い車”を歌った。
新曲を4曲やった。どれも初々しい歌だった。
今日、シングルのリリースが発表されたけど、この中にあるのだろうか。

と、興奮して思わず長くなったが、そんなツアー初日の様子を、もっとたっぷり、どこよりも早く、JAPAN次号でお伝えします!

ちなみに、読者のみなさんへのプレゼント(タオルと携帯ストラップ)も買ってきましたよ〜。
(井上)
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