Plastic Tree・有村竜太朗に初取材
2010.06.16 15:24
7月15日発売の次号bridgeで、Plastic Treeの取材を行った。
レコード会社を移籍しての第一弾シングル『ムーンライト ――――。』。 エレクトロや音響系サウンドにのってセンチメンタルな叙情がメロディックに溢れ出す、2010年版Plastic Treeの王道ラヴ・ソング。
個人的にはカップリング曲“バンビ”が、とても気になった。 甘やかでポップなメロディにのって、ぴりっとした決意のような歌詞が耳に刺さる。感傷をかきむしるようなギターソロが豪快かつ爽快でカッコいい。
これまでの歌詞とは明らかにちがう表現だと感じて突っ込んだら、彼自身の深い思いが込められた歌だとわかった。話を聞きながら胸がつまったが、そんなシリアスな感情を核に持ったまま、こんなにもポジティヴでポップな楽曲として描く表現力は、とても独自な才能だと思う。
ぜひ、インタヴューを読んでほしい。 13年(結成から数えると17年!)喪失感をポップに歌い続けたバンドの一つの答えというか、現在地が浮き彫りになっていると思う。
そして、 「猫印。オフィシャルブログ」http://ameblo.jp/nekozirushi/ でちら見せされてましたが、撮影風景はこんな感じ。いい雰囲気です。
茉莉花茶を「美味しい……」と飲みながらも、茶器がおちょこに見える……と自らつっこんでいた。確かに。
持ち方のせいだと思いますよ、と言うと、あれこれ持ちかえて、あつっ!となっていた。
あ、熱かったんだ…。
失礼しました。
(井上)