続・Plastic Tree

続・Plastic Tree

ならば、と今度はマグカップで撮影。
それにしても、なんでパンダのマグカップがこんなに似合うんだ? しかも、パンダの後ろ姿のイラストってちょっとレア。

その後、ロッキング・オンに来社した有村竜太朗。トイレに行くというので口頭で説明したのだが、廊下で迷子になっていたらしい。編集部・福島が階段付近で発見して捕獲――いや、案内したと後で聞いた。知らなかった……。


Plastic Treeが初の海外ライヴでキュアーの“The Kiss”のカヴァーをやっていたという話を聞いて、なんてまっすぐに体当たりするハンドなんだろう、と思った。「KISS ME KISS ME KISS ME」で始まって、最後は「なんでこんなことになっちゃったんだろう?」とこんがらがっていくコミュニケーションの本質を、初対面の、しかも異国のオーディエンスにいきなりぶつけるとは、かなりロックの核心をついている。こういうバンドはリスナーを決して裏切らない。長く愛され続ける理由もこういうお茶目な真摯さにあるのだろう。
シューゲイザー・リバイバルのずっと前に、「シューゲイザー」というツアータイトルをつけていたり、面白いツボがいっぱいある。

というわけで、初めてのインタヴューで根ほり葉ほり聞きまくり、疲れさせてしまったが、取材が終わるとスミスやらマイブラやらキュアーやらレディヘやらチープ・トリックやら軍艦島(今は廃墟となった無人島)やら古びた病院の待ち合い室やらの話題でHP(MP?)を回復して帰って行きました。

お疲れ様でした。

次号、bridgeをお楽しみに。(井上)
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