昨日は目黒のカフェでAnyの取材。9月、10月と続けてシングルを出してきて、いよいよメジャー初のアルバム『宿り木』が12月22日に発売になる。
「シンプルなギターロック」という説明が、こんなに当てはまるバンドはいないんじゃないか。で、それを自分たちの個性として、これほどまっすぐに受け止めているバンドもいないんじゃないか。メロディと、言葉と、込められた感情をストレートに伝えるアレンジ。そういうものが彼ら3人の武器で、インディの時から、一歩ずつそれを磨き上げてきた。で、このアルバムがその集大成であり、新境地。要するに、すごくいいアルバム。音も言葉も、ぐっと生々しく前向きのエネルギーを伝えてくる。
ちなみにアルバム中の1曲を除いて、片寄明人がプロデュースしている。
彼がプロデュースしてきた若手バンドは他にもたくさんあるけど、90年代っぽい温かみと楽しさを素直に伝えてくるっていう意味では、屈指のケミストリーが起きていると思う。
まだまだ彼らの音楽に触れたことのない人が多いと思うけど、年末のCOUNTDOWN JAPANのステージにも登場するので、ぜひ観てみてほしい。インタヴューは2Pで、次号のJAPANに掲載されます!(松村)