僕の2011年1発目の取材は、ぜひインタビューしたいと思っていたこの人。
ジャズピアニストの上原ひろみ。
ロッキング・オンの雑誌に登場することを意外に思う人は彼女のアルバムをどれか1枚じっくり聴いてみてほしい。
どんな言葉よりも饒舌に鍵盤で脳のひだをかきわけて心の内側に直接語りかけてくる彼女の楽曲やプレイは、全く聴き手を選ばない。
感覚的であると同時にロジカルな彼女との会話はとても刺激的で楽しかった。

3月16日にリリースされるニューアルバム「ヴォイス」は聴く者を深く包み込むように浄化する大きな力を手に入れた最高傑作。

3月15日発売のbridgeと共に楽しみにしてください。(古河)