日比谷野音にて。寄せては返す波のような音楽の快楽に、ひたすら身を委ねた4時間。最高だった〜!
ZAZEN BOYS→KIMONOS→向井秀徳アコースティック&エレクトリック
という濃厚すぎる夜。
「トーキョーシティに生きる人間の歌を歌う」
「今日はこの組で自分達が感じる東京ソングを歌っております」
と向井が言っていたが、
ネオン、喧騒、空虚、欲望、ビルディング、カラス、根拠のない安心感……と、トーキョーに渦巻くあらゆる心象風景が、東京のど真ん中で次々と描かれれいくスリルの凄まじさよ。
何度もライヴを見ているのに、向井秀徳の声の存在感・説得力には改めて鳥肌がたった。
最後はZAZEN+LEO今井がステージに横一列になって登場、
「Boyz II Menにしては肌が黄色すぎるか」などと向井が言いながら、なんと“安眠棒”の5人のアカペラ!全員各パートの手振り付きで謎のボイパも響く響く。さらに向井がギターを手にして“KIMOCHI”へ。それぞれのソロパートの頑張りや不協和音に度々笑いが起きつつも、会場は大熱狂。もう、かっこよすぎて参った。(福島)