先週から脳裏に焼きついていたルーニー・マーラ(『ドラゴン・タトゥーの女』)のせつない表情が、ジョディ・フォスターの憤怒の形相に完全に上書きされてしまった…。今日公開の『おとなのけんか』、やっぱり面白かった。
ポランスキーの映画を観ると、「ああ、映画を観たー!」という充実感に満たされる。スクリーンだけが持つ独自の幸福感…。前作『ゴーストライター』とはまったくちがうシンプルなコメディゆえに巨匠と役者の才能がほとばしっていて、寝不足の頭がぶっとばされました。
といいつつ、ボーッとしてるうちに残ったポップコーンを捨てそびれ会社まで来てしまった。
さあ、校了作業! (井上)