EMI ROCKSとジェームス・イハ


明日、というかもう今日か――は、EMI ROCKS。JAPANでも縁の深いアーティスト勢ばかりでそれぞれにとても楽しみなのだが、個人的にわくわくしっぱなしなのがジェームス・イハ。98年のファーストソロアルバムを聴いているうちに、楽しみで眠れなくなってきた。やばい…。でも、きっとこんな人いっぱいいるんじゃないか。
リリース当時、洋楽誌ロッキング・オンにいて、この作品のインタヴューを担当することになった。スマパンではギタリストに徹していた彼から、突然、こんな豊潤で普遍的な作品が生まれたことにびっくりした。そして、まさか1枚きりになるとも思わなかった。

今回のEMI ROCKS出演、そして3月に14年ぶりのセカンド・アルバムをリリースすると聞いて、またもやびっくり。さいたまスーパーアリーナでイハが見れるとは…。ソロアーティストとしてのジェームス・イハは、いつ出会えるかはわからないが、その美しいイメージは誰もが確かに知っている、そして思ってもみなかった時に遭遇したりする、虹とか流れ星みたいな存在だと思う。

ちなみに上のCDは、EMI ROCKS1回目の会場限定販売されたライヴ・コンピ。
アビー・ロード・スタジオの最新技術を取り入れ、高音質で録音した音源をその場で会場販売する「Abbey Road Live Here Now」というシステムで、日本ではこれが初めてだった。
(井上)
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