ベストアルバムツアーの武道館2日目、とっても良かった！
観ている側としても感情の高まりのピークやクライマックスが幾度も訪れる、全編熱いライヴ。
ベストアルバムリリース後のツアーだけど、選曲的な面で「アジカンのベスト」なライヴというよりもむしろ、
「今のアジカンがベスト」なんだと言うことを強く感じさせるライヴだったと思う。
16年間というバンドの歴史の中で、常に葛藤し戦い進化しながら自らの最高到達点を塗り替え、「今が最高にかっこいい！」と思わせるアジカンは、やっぱり凄い。

日本のロックを更なる高次元に押し上げたいという初期からの決意が、あらゆる曲のメロディやバンドアンサンブルやアレンジからほとばしっていることを改めて感じた。
そして演奏される楽曲の懐がかつてなく広く感じられ、聴き手ひとりひとりを鼓舞し勇気づける強さに満ちていた。披露された新曲もそういう曲だったと思う。
アジカンはでっかい。
改めてそのロックバンドとしての頼もしさに胸が熱くなった。(福島)