「何の先入観もなく、音楽を楽しんでください！」と清作。

その言葉通り、レゲエのグルーヴと音楽への愛で溢れたサウンドを、彼らは自分たちが誰よりも自然体で楽しみながらオーディエンスに届けてくれた。

観客を煽りつつ常にポジティブなメッセージを発し続けてくれたレゲエセレクター、The BK Sounds。優しくも真の通ったギターワークで流石の存在感を発揮してくれた島袋 優(BEGIN)。そしてステージ上を縦横無尽に駆け回り、体全体で音楽への愛を伝えてくれたIVAN！

ステージに上がった12人誰もが、それぞれの方法でメッセージを伝えようとするパフォーマンスは、観ていて本当に楽しくて、感動的なものだった。

そしてセッションの中盤、「今の日本の為に、送りたかった曲です」と清作が言ってはじめたのはモンゴル800の名曲“神様”。レゲエサウンドにアレンジされたこの曲で、会場はさらにピースフルな雰囲気に包まれた。

ラストに披露した、“DAYDREAM BELIEVER”まで、暖かくも確固たるメッセージが目一杯詰まったこの日のセッション。目撃した誰もが明日に踏み出す勇気を貰えるパフォーマンスだったと思う。

そして、外はこの快晴。みんな美味そうにビールを飲んでます。

JAPAN JAM、今日も最高です！(塩澤)