昨日は渋谷屋根裏できのこ帝国のデビューアルバム『渦になる』のレコ発。o'valencia!との2マン。屋根裏、人で溢れかえっていた。そしてその中で、きのこ帝国は本当に素晴らしいライヴをやった。
メンバーはみんなライヴ中ずっと楽しそうで、今まで観た彼女たちとは違った意味でエモーショナルだった。2曲目にアルバムタイトルのもとにもなっている“WHIRLPOOL”をやったのだが、この曲こんなにも開放的だったのかと驚いた。
あーちゃん(G)も佐藤(Vo・G)も何度も感謝の言葉を口にしていた。きのこ帝国の物語はまだ始まったばかりだけど。渦になった彼女たちの感情や思いが光のような輝きを放って伝わってくる、あまりにも明確な「始まり」のライヴだった。
きのこ帝国の「始まり」とはいったい何なのか、については、現在発売中のJAPAN7月号にインタヴューを掲載しているので、そちらをチェックしてみてください。(小川)