現在ツアー真っ最中のTRIPLANEが7月4日にリリースする『ドリームメイカー』。
この曲がめちゃくちゃ熱いっ!
夢に向ってひた走る君の背中をぐぐいっと押す力強いナンバー。
いつでもTRIPLANEの歌には日常の嫌なこと、辛いことをあーだこーだとこねくりまわして、ポジティヴに変化されるパワーがあるけれど、こんなふうにバンドが物語の主人公になり、全ての夢追い人へエールを送る直球のメッセージソングはなかったと思う。
それは、TRIPLANEの音楽の真ん中にあるのが、メロディであり、歌詞の物語であり、メッセージではなかったからだ。
それがなぜ、今回はここまで力強くポジティヴなメッセージソングを作ることができたのか。6月30日発売のJAPANで掲載しているインタヴューでじっくりと訊いた。
ちなみに、取材中に印象的だったのは、自分たちの鳴らすべき音に迷いのなくなった今のバンドの状態について、ベース武田が漏らしたこんな一言。
「最初からそれができたら、今はどうだったかな?って最近思うんですよね」。
それに対して、ヴォーカル江畑は笑いながら「思ってもしょうがないじゃん(笑)」と言い、
ギター川村は「逆に今の状態が10年前にあったら、すぐに辞めてるかもしれないね」と言った。
こんな冗談を言い合えるぐらい、今のTRIPLANEはすっきりと心が晴れている。
そして、来週はいよいよ『V』を引っさげたアルバムツアーもファイナルに突入、まずは渋谷PLEASURE PLEASUREの2Days!
今、最高の状態にあるバンドのパフォーマンスを目撃してきます。(秦)