ニューシングル『Trash』 をリリースする小南泰葉にインタヴューした!
“Trash”はアニメーション映画『アシュラ』の主題歌として、ジョージ秋山原作の漫画を読んで小南が書き下ろした曲。
小南の音楽と『アシュラ』の根本にはとても共鳴するものがある。
だから“Trash”は小南の哲学が100%の純度で結晶化しているのに、びっくりするほど映画とシンクロしている、という幸福な作品だ。
生と死に真っ向から向き合い、毒性と治癒力を共に備えた小南の音楽は、残酷なようで実はとても優しい。
白と黒、光と陰、など二元論で世界を切り取りつつ、その両極を受け入れる懐の広さがあるのだ。
自分が生きるために、がむしゃらに心の叫びを表現してきた彼女だが、
今はアーティストとして自分意外の存在を背負いはじめた。そんな頼もしさも増している。
Trash=ゴミというタイトルを、彼女がこの曲に付けた真意にぜひ触れてほしい。(福島)