「リクエストを取るとセットリストがすごいことになるね」と逹瑯がMCで言っていたが、ディープかつ濃密すぐるライヴだった。15周年の全キャリアからのファンリクエスト選曲によるライヴツアー「97-12」、Zepp DiverCity2デイズ初日。
６月９日幕張以来久しぶりのワンマンで、バンドもフロアも弾まくり、床が揺れまくるすごい熱気だった。

初期の暗黒ラウドはもちろん３ヶ月連続リリースDVD収録の新曲も聞けた。三作目『鼓動』に入る曲はメタルだそうで、スタジオから出てきたYUKKEが「かっこいい〜」としみじみつぶやくほど、カッコいい自信作のようだ。そのあとミヤのフライングVが印象的だった。

アンコールが終わって、スクリーンに
「お詫び」
という文字が大きく映し出され、10月リリース予定のアルバムが延期になったことが告げられた。そして、
「そのかわりと言ってはなんですが　こちらを用意しました」
という文字のあと、10月31日にシングル『MOTHER』がリリースされることが発表。『NARUTO』のエンディングだそうだ。

アルバムは11月リリース。ミヤ曰く「15周年に出すアルバムってことでバンドっぽい」とのこと。
12月1日からアルバムツアーも決定。東京は8、9日Zepp DiverCity。
ムック15周年祭はまだまだ続く！

ロック・イン・ジャパン出演時の様子は10日発売のフェス増刊号に載ってます。(井上)