SALUの初ワンマン!
完全にSALUワールドでハコを掌握。
バンドセットでのライヴは音源よりも厚みがあって、
かつSALUのラップも攻めの姿勢。
別に派手なことはしないし(ゲストは多彩だったけど)、
曲間で観客を煽るのも特別巧いわけではないけれど、
とにかくSALUは真摯に目の前のお客さんと向き合い、
音と向き合い、言葉と向き合い、世界と向き合う。
その愚直な姿勢がこれほどの熱狂を生むんだから、
やはり、とんでもない才能だ。
何しろ「FUCK THE WORLD」と「LOVE THE WORLD」で
コール&レスポンスを成立させてしまうのだ。
SALUのストーリーにとって最初の到達点となった今夜のライヴは、
同時にもっと大きなストーリーに向けての出発点でもある。
感動と感謝を伝える一方で、彼は野心も隠そうとしなかった。
もっともっと、広がってほしい。
11月7日リリースのニューシングル“Rebirth”のビデオはこちら。(小川)