ドラムにモーサム藤田、ベースに中尾憲太郎を迎えて再始動した新生ART-SCHOOL。
初のツアーのスタジオコースト公演、徹頭徹尾素晴らしいロックバンドだった。

始動して半年、鉛のような強靭さにシャープなしなやかさが加わって、本当に強力。
木下理樹は「この四人でステージに立てて嬉しい」と噛みしめるように言っていたが、
その喜びはフレッシュでタフな音に溢れてた。

ダブルアンコールで「僕がダイブしたら支えてくれますか？」と言った木下理樹。
フロアからたくさんの歓声とともに「かかってこいや！」という叫びが上がり、木下苦笑。
“車輪の下”の演奏中にダイブし、見事支えられてました。
四人の名前が次々とフロアから上がり、ほんと良いバンドだなあと思った。
大晦日、COUNTDOWN JAPANでのライブも期待大です。

写真は傑作『BABY ACID BABY』取材時のもの。(小松)