GRAPEVINE・田中和将、桜と戯れる

GRAPEVINE・田中和将、桜と戯れる

今日はGRAPEVINE・田中和将に取材。
4月24日に発売されるニューアルバム『愚かな者の語ること』はこの数年、5人がセッションというかたちで追求してきた「器」としてのバンドサウンドの現時点での結論のようなアルバム。
洗練されたブルースであり、それゆえ文学であり、田中の歌も歌詞もキレまくっている。
さらにかつてないほど明らかな一人称で綴られた私小説でもあって、これまで意図しながら深読みを誘引してきたGRAPEVINE的にはちょっと驚くほど「伝わるべくして意図が伝わる」アルバム。
いや、マジですっげえいいんだ。
田中氏にはかなり久しぶりのインタビューだったんだけど、うまーくはぐらかされたり、しつこく追いかけてみたり、実にスリリングな時間を過ごさせてもらった。
写真はまだ桜の残る目黒川で。
あわーいせつなーいステキ写真になってますよー。

さて、私、このたびCUT/H編集部から異動してきました小柳でございます。
ロッキング・オンに転職してきてからというもの10年近くカルチャー誌を作り続けてきまして、最近はアニメやら能年玲奈やら巨神兵やらリビドーの赴くままにいろんなものを表紙にしては、暑苦しいことを書き散らかしてきました。
これからはテンション高く、日本のロックの萌えどころに燃えたぎる欲情でもって迫ろうと、そのように思っております。
なにとぞよろしくお願いします!(小柳)
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